| らくらく化学実験_黒鉛 フィラメント 電子 希ガス | ||
シャー芯ビンライト |
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空きガラスビンが電球に?よく見ると、フィラメントは何とシャープペンシルの芯。確かに光っているけど、すぐに切れる。さて、もう少し長持ちさせるにはどんな素材が良いかと考える。そしてついにたどりついたものは....どうやら京都の竹がいいらしい。あれ、これってエジソンの電球発明ストーリー? |
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「手 順」
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| 動 画:シャープペンシルの芯が光る 15秒:スイッチのon offをくり返してみた。はじめオレンジ色であったものが、次第に強く白い光を発するようになることがわかる。 | ||
「注意と工夫」
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![]() ビンを使わずスライダックで直接通電してみた |
![]() 壊れやすい素材でも通電適性を確認できる |
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| 動 画:スライダックを使って、直接板の上で通電させてみた | ||
「解 説」 電流による発光 黒鉛(炭素の同素体)には導電性があり、その安定性は乾電池に電極として使用されていることからもわかります。しかし、炭素棒もシャープペンシル用の芯くらい細くなると、電子の動きに対する抵抗性がかなり大きくなり、炭素棒内を無理に通過しようとする電子によって熱エネルギーが生じます。これがある程度の温度になると、黒鉛そのものが光りを放つようになるのです。始めは暗いオレンジ色が、黄色〜白色になって明るく輝きます。特に、芯が焼き切れる切れる寸前に強く白い輝きを放つのは、炭素が粒子になり、電極間で高温で白熱し燃焼するアーク放電であると考えられます。 ところで、通電による発光は電磁輻射であり、物体の温度に応じた波長の電磁波が輻射されているものです。人間が自然と感じる光は、太陽の表面温度(5600K)から得られる光ですが、この温度に近づけるため、融点の高いタングステン(約3000K)が使われているのです。強い光を得るためには、同じ電圧でワット数を上げることが必要なので、フィラメントを短くして抵抗を下げ、コイル上にして小さな空間に押し込んで高熱にするなどの工夫が考えられます。また、電球内にクリプトンのように、分子量の大きな不活性ガスを封入し、熱伝導を下げる方法もあります。 エジソン電球と京都の竹 シャープペンシルの芯や乾電池など、身近な素材を使い、光を得ることが体験できるわけですが、授業ではやはり、かの発明王エジソンの発明ストーリーに触れない手はありません。彼は、フィラメントとして耐久性のある素材を世界中に求め、それこそ2%のインスピレーションと98%の努力でもって、ついに京都の竹に行き着きました。 ここで工作したものは、エジソン電球のイメージには遠く及びませんが、電気エネルギーで照明を得るということが手応えとして実感できる実験ではあります。この機会に、エジソンの発明ストーリーについての調べ学習を課すなど、ぜひ発展的な取組をさせたいものです。 |
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関連実験ページ:ただの炭ではすみません
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「確認演習」
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| 編集:山田暢司 埼玉県立坂戸高等学校 |
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