| らくらく化学実験_イオン化傾向 酸化還元 電子 電池 | |
重ねて電池 |
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| 金属の性質の違いを利用して、電池を作ってみましょう。身近な金属であるアルミニウムと銅を使うのが手早く便利です。 | |
「手 順」
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「注意と工夫」
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動 画:発光ダイオードが光る様子 |
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「解 説」 さび易さの違いはイオン化列で表される 金属はそれぞれさびやすさに大きな違いがあります。例えば、鉄クギは水に濡らして2−3日放置しただけでも赤さびだらけになってしまいますが、エジプトの黄金のマスクを始め古代の歴史遺産にたくさん利用されてきた金のように、何千年経てもその輝きが失われることのないものもあります。一般に金属がさびる(=酸化)ことを化学的には、金属が電子を放出して酸化するという捉え方をします。また、各金属にはイオンへのなりやすさ(イオン化傾向)に違いがあり、その傾向を並べたものを「イオン化列」と呼んでいます。 |
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【イオン化列】代表的な金属をイオンになりやすいものから順に |
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| 金属の組合せにより電池を作る イオン化列は、左の金属ほどイオンになりやすく(電子を放出しやすい)、右に位置するものほど逆に電子を受け取りやすくなることを示しています。そこで、イオン化傾向の違う金属どうしを組合せれば、電子を放出しやすい金属から、電子を受け取りやすい金属へと電子が移動するのです。電子が移動するということは、「電気が流れる」ということですから、金属の組合せにより電池を作ることができるわけです。 紹介したユニット電池では、アルミニウムと銅の組合せ6ユニットで、ダイオードを発光させてみました。原理は、アルミニウムがわずかに溶け出るときに出る電子を銅の方に流すというものです。あまり大きな電流が得られませんが、たくさん組合わせることによって、電圧を高めることが可能になるのです。 実は、この場合の銅は電極の役割をするだけで、銅の表面に近づく水素イオンが電子を受け取るのですが、この点についてはあまり細かいことには触れないでも良いでしょう。 ボルタの電池 今から200年ほど前、ヨーロッパの化学者ボルタは、フランス皇帝ナポレオンの面前で、大量の亜鉛と銅貨を組み合わせて放電の実験を行いました。皇帝は大変感激し、ボルタを褒め称えたといいます。2枚の異なる金属板を組合せた簡易電池は、彼の名にちなみ「ボルタの電池」と呼ばれています。また、電圧の単位「ボルト」も、もちろん彼の名に由来するものです。 |
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| 編集:山田暢司 埼玉県立坂戸高等学校 |