| らくらく化学実験_旋光性 偏光 光学異性体 | |
| 偏光板で旋光調べ | |
| 鉱物や有機化合物の一部には、光の振動面を回転させる性質(旋光性)を有するものがあります。身近なところで砂糖水にその現象が見られるようなので、偏光板を使って、その旋光性を確認してみましょう。 |
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「手 順」 所要時間20分
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偏光面が直交して暗くなった状態でそれぞれに目印を付ける。2色の細紙を使ってみた。 |
いきなり安直な仕組みだが、これで下から光がはいるようになる。 |
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A領域は偏光板が直交して最も暗い状態だが、溶液を透過して来た方(B領域)はやや明るい。 |
偏光板をゆっくり右にずらしていくと、B領域に暗のピークが表れる。 |
「注意と工夫」
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「解 説」 光学異性体は旋光性を示す 実験では、偏光面を90度ずらせてた偏光板を上から見ると、スクロース溶液を通過させた方(B領域)がやや明るくなっています。次に、上の偏光板を少し右に回転させると、B領域に暗さのピークがやって来ます。スクロース溶液を通過した偏光面が、右方向にねじ曲げられということがわかります。 スクロースの場合もそうですが、有機化合物の中心炭素原子が4つの異なる基を持つ場合、その炭素原子を不斉炭素と呼びます。不斉炭素原子を含む化合物には、構造式で平面的には同じでも、左右鏡像の関係である光学異性体が存在します。この左右鏡像の関係にある化合物(L体とD体)は、光の振動面を回転させる性質があり、偏光板による平面偏光面を右に回転(観察者から見て)させれば、+、左なら−を化合物名に付して表記することがあります。L体とD体は左右同じ角度だけ偏光面を回転させる性質(光学的性質)を除けば、物理的化学的には差がないとされています。 スクロース(ショ糖)は不斉炭素原子を持ち、右旋性で、比旋光度[α]20D=+66.5°を示します。非旋光度は、測定する光の波長、温度、層の長さ、濃度によって異なり、旋光性物質1gが溶媒1mlに溶けている溶液の層1dmについての旋光角に相当します。 光の振動面を限定する偏光板 光は進行方向に対して90度に振動しています。ところが、偏光板は、光の振動面を一方向に限定するもので、偏光板を2枚90度にずらせて重ねれば、光の通過をほとんどシャットアウトすることができます。この性質は、電卓の数字表示板やサングラス、3Dシアターの効果などに応用されています。 |
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| 関連実験ページ:偏光板マジックボックス 関連サイト:カラー偏光板の紹介(株)エムコ |
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「確認演習」
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