| らくらく化学実験_ゲル化 ケイ酸 |
ガラッと固まる水ガラス
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ピンク色の液体に液体を加えていくだけで、見る見るうちに固まりだします。まるでピンク色の寒天ゼリーですが、もちろん食べられませんよ。 |
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「手 順」 所要時間15分
- 水ガラスを大さじ一杯(10g程度)、100mlの水に溶かし、フェノールフタレインを数滴滴下する。
- 10%程度のHCl溶液を用意し、ピペットで水ガラス水溶液にゆっくり加えていく。
- フェノールフタレインの色が薄くなり始めたら、HClの滴下をゆるめ、固結が始まったら止める。
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薬さじをさしたままでも見事に固る
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「注意と工夫」
- 水ガラスはよく溶かしてから使います。
- 水ガラスは粘性が高く秤取りづらくので、量はだいたいで良い。
- 中和に要するHCl溶液の量は、あらかじめ予想を立て、フェノールフタレインの色変化を頼りにします。
- HCl溶液を加える際は、薬さじで水ガラス溶液をよくかき混ぜながら行うようにします。かき混ぜが不十分だと固まり方が不均一に
なります。
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「解 説」
ゲルとして生成
水ガラスは、二酸化ケイ素SiO2と水酸化ナトリウムNaOHを反応させたもので、一般的にはアルカリ−ケイ酸系ガラスの濃厚水溶液を指します。組成は、Na2O・nSiO2で、水溶液中で塩基性を示し、塩酸で中和させると、次の反応により、ケイ酸を生じます。 |
| Na2SiO3+2HCl→2NaCl+H2SiO3(ゲル状) |
ケイ酸は、水との結合が弱く不規則なので、実際には一定の組成の化合物は得られず、生成の際には白色ゲル状になって固化します。この反応は、H2SiO3がダイナミックに固化して生じることで知られています。作業になれてくると、中和点に達して固化が始まるタイミングがわかってきます。塩酸の最後の数滴を加えた後、薬さじを使わす手元で液体を振り混ぜながら、容器を逆さにして固化したのを見せると手品のようで効果的です。
「確認演習」
- Na2SiO3が水に溶けて塩基性を示すことを、反応式で表しなさい。
- 指示薬としてフェノールフタレインを使った理由を述べなさい。
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| 「参 考」 化学を楽しくする5分間 (日本化学会 化学同人) |
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